別府の旅日記

まだまだ知らない別府の魅力を探索してます

NHKで紹介、宮川 園さんの生き方が素敵だったので紹介します

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別府を故郷に~マドンナ園さんとお年寄りたち

2月20日NHKで放送された宮川 園さんのお話が素敵だったので( *´艸`)紹介したいと思います。

園さんってどんな人?

園さんは、4人家族で父は宝石店、母は百貨店で働いていました。母は仕事でいつも、遅くなっていたので食卓を一緒に囲む事は、ほとんどなかったそうです。

 

園さんは、「朝ごはんも、昼ごはんも、夜ごはんもバラバラ。かまってくれる存在がほしかった。生きるためお金稼ぐ為にほったらかしにされて・・・おうちで一人でTVを見たり猫と遊んだり・・・」と言っていますね。

 

そんな、寂しい時代を過ごします。そんな寂しい時代を過ごしたからかもしれません。園さんは、食に興味を持ちます。一緒に同じ物を食べる。同じ物を食べる事で生まれる「これ美味しいねぇー」「これなんだろうね」と言う会話を大事にしていきたいと思うようになります。

 

園さん別府の町に移住を決めます

そんな、園さん2009年に別府の町を訪れます。別府の町作りのプロジェクトに参加した事が、きっかけです。いつも、自分の事を気にかけてくれる別府の人達。そんな、人の温かさに触れ東京から別府の町に一人で移り住むんです。

 

園さんには、「別府のお父さん」と呼ばれている方がいます。浜脇地区の自治会長「三重野 治久さん(71歳)」。一人で東京からやってきた園さんに家を紹介したり夕飯をご馳走したりといつも、気にかけてきました。

 

園さんのことを「素直で別府の町にすぐなじんだね」みんなが園さんの事を気にかけてくれる町、別府。

 

園さんは、自分もみんなの役に立ちたいと言う気持ちが生まれます。ある計画を考えるんですよ

 

人から頼りにされる喜び

一人暮らしをしている松尾 常己さん(97)。園さんは、松尾さんに自分が企画したパーティーの絵を書いて欲しいとお願いします。パーティーのタイトルは、「食卓の上のサーカス」

 

松尾さんは、映画の看板の絵を書く絵師として40年間働いていました。園さんは、松尾さんの絵をみんなに見てもらいたいと思いお願いします。絵師として人生を歩んで来た松尾さんにとって、園さんのお願いは、とても嬉しかったと思います。

 

久しぶりの作業にうずいたのかな。なんだか松尾さんのワクワクする気持ちが伝わって来ました。松尾さんの絵どんなのが完成するのかな???

 

園さんが心の支え

園さんには、「別府のおばあちゃん」と呼んでいる方がいます。一人暮らしをしている後藤 洋子さん(81)。亡くなった旦那さんが、仕立て屋さんで洋子さんに作ってくれた思い出の洋服を捨てきれず大事にとっています。

 

後藤さんには、子供がいない為、いつも自分を気にかけてくれる園さんを子供の様に思っています。夫との思い出がいっぱい詰まった洋服を園さんに受け取って欲しい。捨てきれなかった洋服を園さんは、受け取ります。

 

また、思い出の洋服を着てもらえる後藤さんの感謝と嬉しい気持ちが伝わって来ました。

 

みんなの心が詰まったパーティー

園さんが、企画した食卓のパーティー。97歳の松尾さんが、一生懸命作った絵が飾られています。

 

松尾さん( *´艸`)素敵な絵ですよ!!!まだまだ現役だ。

なんだか、とても心が豊かな方だなぁって思いました。園さん素敵な方ですね。